棚田で火祭り

2015/10/31

1年間、といっても3回だけですが、活動を続けてきた棚田で、最後のイベント「火祭り」がありました。学生は祭りを楽しむ側ではなく、提供側として活躍します。

もり上がるモチまき

もり上がるモチまき

学生は餅をついたり、ブースの手伝いをしたり

学生は餅をついたり、ブースの手伝いをしたり

午前に並べた灯ろうに、火を付けて回るのも仕事です

午前に並べた灯ろうに、夕方一斉に火を付けて回ります

棚田の火と夕焼けと海と金星と

棚田の火と夕焼けと海と金星と

観光客と一緒に高い場所から見下ろすのはもちろん壮観なのですが、田んぼを突っ切る一本道を火に囲まれながら下りていくときも非常に神秘的でした。

この火を点すための芯づくりも学生たちが協力しました。総計6000本ですが、4大学がそれぞれ1000本ずつ作りました。大学と協働で行わなかった2年ほど前までは、一つ一つの芯もより頑丈な作りにし、それを棚田保全組合の方だけでしていたので、どれほど大変だったか想像が付きません。そこまでして火祭りを実施する理由は、地元の方々が棚田の存続に危機感を抱いているからです。食料生産の場でもあり、美しい景観でもある棚田が存続していくために、大学も一緒に活動していきたいと思います。

 

「エコライフフェスタ」で木工教室

2015/10/25

長崎市が水辺の森公園で開催する「ながさきエコライフフェスタ」に今年もブースを出しました。内容は、学内の木を切ったときに出る枝を使って「首から提げるもの」を作るというもので、女の子にはペンダント、男の子にはメダルと言うとしっくりくるようです。

今年は繁宮研究室のゼミ生を中心に、他のゼミ室からも助っ人が加わり、10時から16時までひっきりなしに子どもたちの工作を手伝います。

今年はテントの下でしたが、去年は木の下でやりました

今年はテントの下でしたが、去年は木の下でやりました

使う工具は、のこぎり、なた、ホットボンド、ドリル

使う工具は、のこぎり、なた、ホットボンド、ドリル

お昼ご飯を食べることができないくらい忙しく、子どもに代わってのこを挽くことも多いので、クタクタになるのですが、子どもたちが楽しんでくれるので大変やりがいがあります。

 

棚田で稲刈り

2015/10/4

長崎新聞社さんが主催し県内4大学で参加しているトヨタ・アクアソーシャルフェスも最後のイベント、稲刈りです。稲刈りは、田植えほど難しくなく、草取りほど無限と思われる要素も無いのですが、山のような稲束を干し竿にかけ続けるのは単純作業の繰り返しで、忍耐力が必要になります。

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4大学の学生が開会宣言をします

刈り取り機が入れない田の縁は人の手で刈ります

刈り取り機が入れない田の縁は人の手で刈ります

最初は各自が鎌を持ち、田の縁の稲を刈ります。それを去年の稲藁の芯を使って束ねます。これは結構大変な作業ですが、そこへ登場するのがバインダーと呼ばれる稲刈り機で、刈り取りながら麻紐で結んで放り出すという、おそらく人間がするのより100倍くらいの効率の頼もしさです。

稲束を掛け続ける

稲束を掛け続ける

バインダーの上を行く機械としてコンバインがありますが、これは刈り取りながら粒を茎から外し、機械乾燥します。棚田では主に天日干しにした後に、粒を茎から外します。その方が美味しいということです。

ほぼ完了です

ほぼ完了です

棚田での仕事はこれで終わりですが、収穫祭とも言うべき「棚田火祭り」にも参加する予定です。

 

 

棚田で草取り

6月にアクア・ソーシャルフェス2015の活動で田植えをした大中尾棚田に、今回は大学と長崎市の協働で「草取り」に行ってきました。草取りは米作りの中でかなり過酷な作業になります。夏の暑い時期に、雑草を探しながら、水田をくまなく歩かなかればいけません。今年は梅雨明けが遅れ、さらに台風が長崎に向かっていた中での、たまたま良い天気に恵まれた7月25日に実施しました。

約20人が、二手に分かれて作業開始です。

約20人が、二手に分かれて作業開始です。

午前中の2時間ほど作業しました。

午前中の2時間ほど作業しました。

海がきれいです。

海がきれいです。

作業後、足を洗い、おにぎりをいただき、帰りました。

作業を終えたら足を洗い、おにぎりをいただき帰りました。

次回は再びアクア・ソーシャルフェスの活動で、9月27日に稲刈りです。

 

キャリア教育「人生すごろく『金の糸』」

1年生向け科目「総合情報学フォーラムI」で行われている大学キャリアセンター主催のキャリアガイダンスも今回で3回目。これまでは「新聞の読み方」「読書のすすめ」と題した講演を聴いてきましたが、今回はすごろくを通して自分の人生を考えるという、一風変わったキャリア教育が行われました。

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このすごろくは、NPO日本キャリア開発協会が開発した「自分らしい生き方」を考えるためのゲームです。サイコロを振りながら、小学校時代、中学、高校、大学へとコマを進めていく中で、マスにある質問(好きな教科、苦手だった先生、その頃の夢、やり直したいこと、など)に答えていきます。

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もちろんゲームは複数人で行います。他の人に話すことで、自分の考えがまとまっていき、また人の話を聞くことで、いろいろな価値観や自分らしさに気づくことにもなります。

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いろいろなグループで、笑いあり、驚きありの、ディープなすごろくが繰り広げられました。普段はなかなか言えないまじめなことも、ゲームの中では言えてしまうところが、このゲームの良いところだと思います。

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台風の影響で、久しぶりの青空(と入道雲)が見られました。

 

キャンパスのクワガタ

6月29日の朝に、キャンパスの石垣でヒラタクワガタを見つけたので、ゼミ室に連れて行くことにしました。

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クワガタ好きの学生の分析によると、

・対馬系のホンドヒラタだろう(ヒラタクワガタにはたくさんの亜種がいる)

・成虫で越冬して出てきた個体で、触角や脚をケガしている

・サイズ的にはかなり大きい

とのことです。キャンパスでは、去年5月にカブトムシ、夏には珍しいコカブトムシを大学院生が見つけ、ミヤマクワガタの死骸もありました。

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「アクアソーシャルフェス」に参加

6月7日に開催されたAQUA SOCIAL FES!!2015に、本学学生(とくに生命環境工学コースの学生)が他大学の学生とともに参加しました。

『里山と棚田の風景を守ろう』というテーマで開催された今回は、長崎新聞社に8時ごろに集合し、バスの中で本学教員の繁宮と、長崎女子短期大学の橋口教授が、それぞれの専門分野と棚田をからめてレクチャーし、長崎市の北東端に位置する大中尾棚田に9時頃に到着。昼まで田植えをした後、棚田の食材を使ったお弁当をいただき、帰りました。

4大学の代表が開会宣言をして始まります

4大学の代表が開会宣言をして始まります

この泥の感触は他では味わえません

この泥の感触は他では味わえません

植えた稲が倒れていないか分かります

上手に植えられているか分かります

手持ちの苗がなくなると、アゼから投げてもらいます

手持ちの苗がなくなると、アゼから投げてもらいます

日本人の主食であるお米ですが、実際に作ったと言う人はとても少ないと思います。自然に囲まれた棚田で、農家の人に教わりながら、泥の感触や苗を植え込む難しさなど、さまざまなことを感じながらの作業でした。身近なところにある未知の世界を体験できたのではないかと思います。

9月には稲刈りのために訪れます。稲刈りでは、刈った稲を乾燥させるために、拾っては掛け、拾っては掛けという地道な作業が待っています。美味しいお米を育てるために、一つ一つの作業を積み重ねていきます。

 

キャリア教育「読書のすすめ」を開催

1年生科目「総合情報学フォーラムI」内で実施しているキャリア教育プログラムの第二弾として、「読書のすすめ」というテーマでメトロ書店常務取締役の吉田周一氏にご講演をしていただきました。

「本を読む人間と読まない人間」がいる

「本を読む人間」と「読まない人間」がいる

吉田氏のご講演は、ご専門の情報セキュリティの話をはじめ、少年期の読書との出会い、大学時代の話、犯罪者取り調べの話など、一見すると読書とは関係なさそうな話をしながら、情報を集めること、世界を知ることの面白さを伝えて下りました。

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ワンピースやセーラームーン(学生は知らない?)の魅力を分析したり、携帯ゲームも否定しない柔軟な考え方を示したりすることで、様々なことに興味を持つと人生が豊かになるということを教えていただきました。

 

「生態環境工学実験」

この科目では、生物の実験や調査を通して、統計解析の技術を身につけます。科学的に確かなことを言うために、生物データは統計処理をしなければいけません。大学で学ぶ統計は、高校までの「確率・統計」とは違い、自分で取ったデータを解析して「何が言えるか」を考えるためのツールです。

教室を一歩出るとなかなかの森が広がっています

教室を一歩出るとなかなかの森が広がっています

卯の花(ウツギ)とハムシ

くたれかけた卯の花(ウツギ)とハムシ

今回はt検定のためのデータを取ります

今回はt検定のためのデータを取ります

あえてノギスを使って計測します

あえてノギスを使って計測します

オトシブミの揺籃をむいてみたら、終齢幼虫がでてきました

オトシブミの揺籃をむいてみたら、終齢幼虫がでてきました

 

「生態系調査法」フィールドワークを実施

2年生向け専門科目「生態系調査法」では、フィールドで生物調査をしながら、生物の種類や生態系の特徴を学びます。

毎年、5月の大潮の干潮時に、長崎半島の先端に近い岩礁海岸で海洋生物の調査学習を行います。この海岸には干潮時に現れる浅瀬があり、珍しいものでは、イバラカンザシ(ゴカイの仲間)、タツナミガイ(ウミウシの仲間)、時にはカツオノカンムリ(ヒドロ虫の仲間)やウミシダ(ヒトデやウニの仲間)が打ち上がり、タコも毎年のように見られます。

いつもは水没している浅瀬

いつもは水没している浅瀬

右奥に見えるのは世界遺産になりそうな軍艦島

右奥に見えるのは世界遺産になりそうな軍艦島

地元のおじさんが採っていた「ヨゴレガイ」ことカリガネエガイ。ジャガイモと味噌汁にするとダシがウマイとのこと。

地元のおじさんが採っていた通称「ヨゴレガイ」。ジャガイモと味噌汁にするとダシが出てとてもウマイとのこと。

採集の後は撮影会(発表資料作成用です)

採集の後は撮影会(発表資料作成用です)

今年のタコはこの一匹(でも嬉しい)

今年のタコはこの一匹(でも嬉しい)