棚田で稲刈り2019

9月29日に生命環境工学コースがオーナーとして参加している棚田保全活動の稲刈りに行きました。予定では前の週に行うはずでしたが、台風17号のため中止になり、さらに稲はかなりダメージを受け、株が倒れていたり、穂に泥がついていたり、自然相手の仕事の難しさを思い知らされます。(さらに作業中に雨が降ってきて、「自然」を体感しながらの稲刈りとなりました。)

今年は、2年前期科目「生態系の保全とビオトープ」の一環として、田植え、草取りとおこなってきましたが、稲作りといえばイメージされる「田植え」よりも、草取り、稲刈りの方が体力的にきつかったりします。「稲刈り」は、刈って終わりでは無く、藁で束ねて結び、それを棒に掛ける作業があるからです。指先で植えた弱々しい苗、4ヶ月の間に大きく重く育ち、1年分のお米として収穫できました。

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「生態系調査法」

2年生前期の科目「生態系調査法」では、実際に野外に出かけ、生物調査を体験し、その結果をプレゼンテーションすることで、計画力、実行力、情報収集力、情報発信力、チークワーク力(?)を高めていきます。毎年5月には、長崎市南端の野母崎で潮間帯生物調査をしているのですが、今年は天候が悪く、磯での活動の安全性が確保できなかったため実施できず、大学前の海岸で簡単な調査をするだけになってしまいました。一方6月には大学近辺の耕作地・林縁地帯で陸上動物調査を、予定通り行いました。プレゼンテーションでは、調査の目的について、どのような動物(主に昆虫)が見られたのか、その生態や行動の紹介、そこでの食物連鎖などの考察を紹介してもらいました。

 

「生態系の保全とビオトープ」

2年生向けの科目「生態系の保全とビオトープ」では、生態系の仕組みや、生物多様性の価値、生態系サービス、生態系の保全について学びます。この科目が、今年から前期の科目になったため、授業の一環として棚田に行くことになりました。他に、二人の4年生が卒業研究用のイモリを捕まえるために参加し(二人とも棚田経験者)、1年生も3人参加しました。

棚田は自然に囲まれた中山間地にあり、山の水を直接利用し、大型機械が使えないため「作業の効率」の面では国内の平地に作られた真四角の田んぼや、外国の大規模な田んぼにはコスト面で太刀打ちできません。

長崎市大中尾棚田では、もう20年ほども前から「棚田オーナー制度」を開始し、棚田での米作りを「体験」として提供しています。そして長崎総合科学大学も、15年前からこのオーナー制度に参加しています。棚田での体験は、食料生産の現場を知ること、生産効率の差により維持が困難な生業があること、自然に囲まれた棚田の景観や空気を感じられることなど、様々な恵み(サービス)を受け取ることができます。

今年は大学で1枚の田を担当させてもらい、2時間ほどかけて手植えしました。苗を適量つかみ、泥に引かれた線に沿って、適当な間隔で、適当な深さに、浮き上がってこないように植える、というアナログな作業は最初は難しいのですが、やがてコツをつかみ早くできるようになります。

しかし農家の人の、早くて丁寧、正確な動きには到底及びません。それでも各自が担当箇所をやりきり、余裕のある人はもう一列やり、それぞれ達成感を得たようでした。棚田の手作り弁当を食べて帰りました。

今後、草取りから稲刈りまで、授業の受講生と他の参加希望者とともに活動し、最後はお米がメインのパーティを行います。

 

2019茂木ビワ畑保全活動

去年から始まった学生による茂木ビワ畑の保全への取り組みが今年度も開始しました。前の週には上級生が、今週は新入生が二日に分けて茂木大崎地区を訪ねました。

今回の目的は、ビワを取って食べ、少しだけ草を刈り、ビワを持ち帰るという、特に新入生には「ビワ畑を体感する」初めての機会としてもらうことでした。

今後、本格的な草刈りや施肥を行い、また来年の新入生のためにビワを育てていきます。

 

「生態環境工学実験」

3年生の科目である「生態環境工学実験」では、生物の観察とデータサンプリングを行いながら、統計の知識を身につけ、それにより科学的な見方、考え方を高めていくことを目的としています。

4月18日の授業では、まず「2つのグループの平均値の差」を調べるために、「何を調べるか」を裏山に探しに行きました。

ちょうどツツジが八分咲きの頃なので、ツツジの花の色(赤と白)の違いが、花の大きさに影響するかを調べることにしました。

授業の初めに説明した「ランダムサンプリング」の難しさも体験してもらいました。

計る部位をみんなで決め、「0.5mmまで計る」と決めたのに、何人かは誤解して計測を進めてしまいました。そういう失敗が「本番」では絶対無いように気をつけてもらえるなら、良い経験になったと思います。

次週にこのデータをエクセルに入力し、t検定を行い、レポートにまとめます。

 

パッションフルーツの花が咲き始めました

9月も下旬になりましたが、まだまだ暑い日が続きます。お昼の気温は28℃、29℃まで上がります。そのような中、P.F.P.で食堂前に設置したパッションフルーツの緑のカーテンは順調に成長し、花が咲き始めました。

結実するためには受粉が必要ですが、蟻さんがしてくれているようです。

今日もお水をたっぷりあげておきます。

 

11月の造大祭(学園祭)までに実が収穫できるとジュースなどの加工品を販売できますが、どうでしょうか。

 

棚田&ヒノキ間伐

生命環境工学コースでは、学生が様々な環境活動に参加しています。10年以上に渡り、長崎市の北西部に位置する大中尾棚田で、棚田オーナー制度に参加して稲作りをしています。7月22日には、草取りをしてきましたので写真で紹介します。

他に、長崎県の森林ボランティアの方々と一緒に、ヒノキ林の間伐を行っています。6月24日には大学に近い現川での活動に、3年生の女子学生が一名参加しました。10時から14時頃までの活動ですが、暑いし、急な斜面を上り下りするし、重い木を移動させたりで、写真を撮る余裕もありませんでした。(森林ボランティアグループ「森いくぞう会」のフェイスブックに活動の写真がありますのでご覧下さい。)

「木を切る」と言うと「自然破壊」のイメージもありますが、植林地は私たちが利用する木材を生産する場であり、適切に管理(間伐など)を行わないと、木材としても利用できなくなるし、森林の機能も下がり土砂崩れなどが起きやすくなると言われています。生命環境工学コースでは、「自然の恵み」とも呼ばれる「生態系サービス」の大切さを学びますので、その一環としての間伐も多くの学生に体験してもらいたいと思っています。

6月10日に田植えをしました

草負け対策として腕をカバーします

草取りは暑い上に草を探すのが田植えより大変

終わったら用水路で足を洗います

棚田名物のお饅頭をもらうまで自由時間です

 

ごみ組成実態調査

本年度は、長崎市より廃棄物が適正に処理されているかを調査する業務の委託を受けています。

6月の25日から29日にかけて、家庭や事業所から排出された「ごみ」の組成について調査しました。(長崎市の基本4分別について調査を行いました。)

  • 燃やせるごみ(家庭系、事業系)
  • 燃やせないごみ(家庭系、事業系)
  • プラスチック製容器包装(家庭系、事業系)
  • 資源ごみ(家庭系、事業系)

分別前

学生さんたちも分別作業に従事

これは資源ごみの計量

今回は【春】の調査です。今後、【夏】【秋】【冬】にも同様の調査を行います。

 

パッションフルーツを用いた緑のカーテン

学生さんたちのグループ活動を支援するNiASプロジェクトにおいて、P.F.P.(パッションフルーツ パーティ)のグループによって本学の学生食堂の入り口のパッションフルーツを用いた緑のカーテンが設置されました。

 

ビニールハウスのフレームを利用してネットを張ります。

プランターに植えて、ネットに絡ませて作業は終わりです。

   

作業が終わると暗くなっていました。みんなで写真撮影。立派な緑のカーテンに育ってもらいたいと思います。

グループのリーダからのコメントです。

『私たち、「P.F.P.(パッションフルーツパーティー)」は、2年生2人、3年生2人、4年生3人の合計7人で活動しています。パッションフルーツを用いた緑のカーテンがおしゃれであることを女子力を活用しながら、より多くの人に知ってもらい普及していきたいと考えています。』